頭の中がうるさい

散歩とか音楽とか

とん水が閉店してしまった

久々に下北に行った。一番街を歩いていると見慣れた看板が何故か反対側の店の前にあった。訳がわからず本来あるべき方向を見ると暗い。今日は定休日でもないはずなのに。



入り口の前には10月の末で店を閉めることになったことが達筆で記されていた。45年のご愛顧ありがとうございました。みたいなことが書かれていた。


特に常連だった訳ではないし食べたことあるメニューも本の一握りだった。だけど、あの空気感、温度には特別なものだった。女の子と行ったこともあったけど、基本的には一人でどうしようもなく家へ帰りたくない夜に行くことが多かった。他のお客さんも大抵若い男で勝手に境遇を重ね合わせたものだ。

寂しさは大抵夜に来る。季節でいったら冬だ。冬の夜に行くことの多かった僕は