ポップで甘いシューゲイザー
ナイトライダーになんか近い雰囲気。ノスタルジックな空気が漂っている。峯田和伸はやっぱり峯田和伸なんだという気がした
小説家とかでもなんでもそうなんだろうけどやっぱ一人の人間が表現作品においてテーマにできる事なんてそんなに多くはないんだろう。自分の魂と繋がってないことを表現することはできない。
峯田さんがずっと言い続けてること、言いたいことは人生のある時期にしか響かないものなのかもしれない。そうだとしたら、そういう人間にとって残りの人生はいったいどれ程の価値を持ちうるんだろうか。うまくシフトチェンジできないものにとって、常に過去に引っ張られ続ける者にとって未来は美しい場所として映らない。希望の場所と思えない。
過去はいつの時も「ここではないどこか」として僕に輝きを見せ続ける。