マックの帰り、購入したてのナイトライダーを聴いてたらsちゃんを中心に昔のガールフレンドのことが思い出されて、その流れでライブドアでやってたブログのことも思い出した。
なんとかパスワード思い出して一年以上ぶりに読んでみた。
だいたい去年幸せになってきた頃までのことが、完全に日記調に書いてあった。昔の俺は今よりちょっと良い奴っぽかった。少し素直で。就職とかそういう現実の大きな問題からまだ目を背けてられる時期だったからだろうか。そこにある不幸にも逼迫感そして当たり前だけど現実のにおいがなくて40とか過ぎたおじさんが昔を思い出して俺達が学生の頃はなーなんていうときのいわゆる学生、なんの重荷も背負わされてない人間の軽さが文体に現れていてすでに懐かしかった。
今日ちょうど平野啓一郎の分人についての文章を読んだけど一年前の俺も今の俺からするとすでに別の分人だった。ただただ日々生きているだけで俺は分人を失くしていく。分人を失くす悲しみはや切なさはいつまでも続くのに、これから獲得する分人になんの期待も楽しみも感じられないのはどうしてだろう。
僕らはといえば遠くを眺めていた
日だまりに座り若さをもてあそび
ずっと泣いていた
ずっと泣いていた